単勝6番人気のベレヌス(牡5、杉山晴)が、逃げ切って重賞初勝利を挙げた。好スタートから先手を奪い、道中も軽快に運び、最後の直線も粘り切った。

10番人気のカテドラル(牡6、池添学)が2着、1番人気のファルコニア(牡5、高野)が3着に入った。

史上初の重賞初騎乗から連勝を狙ったルーキー今村聖奈騎手騎乗のカデナ(牡8、中竹)は8番人気で6着だった。最後方に控えて直線の末脚にかけた形になったが、届かなかった。

ベレヌスを勝利に導いた西村淳騎手は「いつも通りいいスタートを決めてくれて、楽にハナを切ることができました。ずっといい手応えでこれならと思ってました。直線はうれしかったですね」と笑顔。コンビ13戦目での重賞ゲットに「この子とずっとコンビを組ませていただいて、いい時も悪い時も乗せてくださった関係者の方々に感謝しています」と話した。西村淳騎手自身は昨年金鯱賞に続く重賞2勝目。「もっともっと勝ちたいと思います」とさらなる飛躍を誓った。

馬連(11)(14)は1万5860円、馬単(14)(11)は2万8790円、3連複(11)(14)(15)は1万7920円、3連単(14)(11)(15)は14万2070円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)