1歳馬のセリ、22年のセレクションセールが26日、27日の2日間、北海道市場(北海道新ひだか町)で行われる。注目は産駒の最終世代が迫るドゥラメンテ産駒だ。現1歳世代を含めて残り2世代。タイトルホルダーは昨年の菊花賞、今年の天皇賞・春、宝塚記念を圧倒的なパフォーマンスで勝利した代表的産駒。昨年、天国へ旅立った父の種牡馬価値をますます高めている。2日間で計7頭が上場を予定で注目される。

7頭の中でトップバッターを務めるのが上場番号1番セシリアの21(牡)。半兄に昨年のラジオNIKKEI賞で2着に入ったワールドリバイバルがいる。母は芝1800メートルで2勝し、母の父はアグネスタキオン。

上場番号74番アメイジングライトの21(牡)は、近親にはダート短距離で活躍するオープン馬レシプロケイトがいる。

上場番号175番のエヴィータアルゼンティーナの21(牡)の母は09年の米G1ラブレアS(ダート1400メートル)の勝ち馬。きょうだいのサンタエヴィータ、ラレータはそれぞれJRAで3勝を挙げた。

他の種牡馬からも注目馬はめじろ押し。上場番号10番モンプティクールの21(牡、父リオンディーズ)は全日本2歳優駿などダートグレード競走を2勝し、先日、心臓まひでこの世を去ったノーヴァレンダを半兄に持つ。上場番号60番のフェアリーダンスの21(牡、父ルーラーシップ)は全姉に中山牝馬Sなど重賞2勝のフェアリーポルカを持つ。上場番号72番ココロノアイの21(牡、父レイデオロ)の母は14年アルテミスS、15年チューリップ賞を制した。

上場番号204番のレーヌミノルの21(牡、父ブリックスアンドモルタル)の母は17年の桜花賞馬。上場番号288番のゴッドビラブドミーの21(牡、父アジアエクスプレス)は半兄に昨年のJBCクラシックを制したミューチャリーがいる。