6月25日の函館11Rで落馬し右鎖骨骨折で離脱していた川又賢治騎手(24=フリー)が26日、札幌競馬場で調教騎乗に復帰した。
最後の直線で勢いがついた中で落馬したため、発生時の記憶はなく、翌日病院で意識を戻したという。「どうやって落ちたか覚えていません。気付いた時は病院の先生と職員の方、親が立っていて僕は座っていました。『あれ、どこだろう。けがをしたのか』と思いました。その後いろいろな方に連絡を返しましたが、何を返したかもあまり覚えていません。あれだけの落ち方をしたのにこんなに早く復帰できるとは思ってもいなかったので、馬が助けてくれたのかなと思います」。
手術はせず、保存治療で回復を待った。「きれいな骨折だったので手術はしませんでした。6年目で4回ほどけがで休んでいますが、サポートしてくださる方のおかげで助かっています」。休養中は病室のテレビで競馬中継を見ながら「休むことが本当に嫌いなので、休んでいる時間がつらかったです」と悔しさに耐えて、復帰を待った。
この日は3頭の調教に騎乗。約1カ月ぶりの馬上にも「体もそんなに衰えていませんし、意外と体も動いているので大丈夫です」と振り返った。今週は杉山佳厩舎のマケルナマサムネ、リファインドマナー、タカラマドンナに騎乗予定。「札幌に来るのは当初の予定通りです。落馬した後も多くの人が声をかけてくれたので、サポートしてくれた方々に感謝したいです」とレースでの恩返しに力を込めた。

