夏の新潟開幕週のメインは名物レースのアイビスSD(G3、芝直線1000メートル、31日)が行われる。

重賞初制覇を狙うヴェントヴォーチェ(牡5、牧浦)は26日火曜、栗東坂路をキャンターで駆け上がって調整を終えた。

「前走後、放牧に出したが変わらず順調」と岩本助手。その前走・函館SSは7着だったが、2着馬とはわずか0秒1差だった。重賞でも通用する能力は備えている。

3歳時には、今回と同じ新潟芝直線1000メートルのはやぶさ賞を快勝している。同助手によると「あのレースは他馬に寄られるところがあった」にもかかわらず勝利しており、コース適性は高い。力をつけた今ならチャンスは十分だ。