重賞2勝馬ナムラクレア(牝3、長谷川)は“静”の調教で仕上げられた。

北九州記念(G3、芝1200メートル、21日=小倉)に向けて17日に栗東坂路で追い切られ、ラスト重点に4ハロン55秒2-12秒6。先週10日の同50秒8-11秒4とは一転してソフトな追い切りにとどめた。

前走の函館スプリントSでは2馬身半差の完勝を収めた。長谷川師は「攻め駆けするタイプの馬で、変な力みもなくスムーズな内容でした。先週はかなりハードで(今日の)馬場も重い状態だったので、筋肉の痛みなどが出ないようにやりました。すごく順調に来られています」と説明した。