武藤雅騎手騎乗の1番人気ミヤビ（牝、尾形、父リオンディーズ）が、2番手から抜け出し、デビュー勝ちを決めた。ゲートはひと息だったが、押していき1角には3番手まで位置取りを上げた。折り合いはスムーズで、3角を回る頃には2番手に。そのまま直線に入り逃げ馬を捉えると、最後は2馬身半の差をつけた。勝ち時計は2分7秒2。

武藤騎手は「ゲートはひと息でしたが、うまくリカバリーしてスローペースの3番手にいけた。スタートに課題を残しますが、息持ちのいい馬で、距離は問題ないです。成長していける馬だと思いますし、楽しみです」と評価した。

尾形師は「ゲート試験でもゆっくりしていましたので、出遅れたら外に出していこうと言っていたので問題ないです。稽古通り俊敏な走りでした。距離は長い方が良さそうです。この後は休みます」と話した。