9月11日、中山ではサマーマイルシリーズの最終戦・京成杯AH(G3、芝1600メートル)が行われる。確たる主役が不在の大混戦だが、一応の中心は抜群の安定感を誇るファルコニア(牡5、高野)だ。

中団のやや後ろを追走した7番人気カテドラル(2)が、最後の直線で差し切り勝ち(2021年、中山競馬場)
中団のやや後ろを追走した7番人気カテドラル(2)が、最後の直線で差し切り勝ち(2021年、中山競馬場)

■京成杯AHの見どころ

ファルコニア(牡5、高野)の前走・中京記念は1番人気に推されながら、外枠も災いして0秒1差の3着に終わった。昨年10月のカシオペアSを勝って以降の5戦は勝利こそないが、すべて4着以内という堅実派。今回のメンバーなら悲願の重賞初制覇も夢ではない。


ミスニューヨーク(牝5、杉山晴)の前走・中京記念は、直線での不利もあって4着。中山マイルは昨年末のターコイズSを勝っている相性のいい舞台で、スムーズなら巻き返し必至だ。


一時期はスランプに陥っていたダーリントンホール(牡5、木村)だが、今年に入って2着→3着→3着とすっかり復調。この相手なら共同通信杯以来、約2年半ぶりの重賞制覇も。


他にも、中京記念を逃げ切って重賞初制覇を飾ったベレヌス(牡5、杉山晴)、関屋記念で2着に逃げ粘り復活ムードのシュリ(牡6、池江)、前走ヴィクトリアM16着からの巻き返しを期すクリノプレミアム(牝5、伊藤伸)、3歳時の京成杯以来の勝利を狙う良血グラティアス(牡4、宮田)なども目が離せない。


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