新種牡馬リアルスティール産駒注目の1頭が、19日月曜中京の新馬戦(芝1600メートル)でデビューする。リッスンアップ(牝、藤岡、母リッスン)は、坂路でしっかり乗り込まれ仕上がり上々。父は16年ドバイターフ覇者で、母は07年英G1フィリーズマイル優勝。厩舎期待の良血馬が初陣を華々しく飾るか。
姉、兄に続けるか。藤岡厩舎から、新種牡馬リアルスティール産駒のリッスンアップがデビュー戦を迎える。半姉タッチングスピーチは15年ローズS勝ち、エリザベス女王杯3着。半兄サトノルークスは19年菊花賞2着。良血馬が十分な仕上がりで、意気揚々と中京に参戦する。
13日の午前6時前、リッスンアップは坂路を軽く駆け上がった。4ハロン63秒1-15秒9。素軽いフットワークでスピード感は十分。軽めの調整でも素質を感じさせた。仲田助手は「前向きな馬で軽い走りをする。坂路でしっかり乗り込んで仕上がりは問題ない。反応が良くて、ちょっとうながしたらビュッといく。ゲートも速いです」と順調ぶりをアピールする。
新種牡馬リアルスティール産駒は、現在JRAで3勝。フェイト(牡、矢作)が8月6日新潟の新馬戦(芝1800メートル)を5馬身差で圧勝。本紙クラシック番付でも牡馬部門の大関にランクしている。
「厩舎としても期待の1頭。乗り味もいいし、スピードがこの馬の良さ。初戦から動けると思う」と仲田助手。タッチングスピーチ、サトノルークスともに新馬戦は惜敗だった(3、2着)。初陣で快勝なるか。【網孝広】
◆リアルスティール 現役時代は16年ドバイターフでG1制覇。他に皐月賞、菊花賞、天皇賞・秋で2着がある。国内外G1・4勝のラヴズオンリーユーは全妹。18年に引退し、19年から種牡馬となり現2歳が初年度産駒。ここまでJRA産駒成績は【3 5 4 32】。複勝回収率は106%。

