オールカマー(G2、芝2200メートル、25日=中山、1着馬に天皇賞・秋優先出走権)の追い切りが22日に東西トレセンで行われた。

骨折により9カ月の休養から復帰するソーヴァリアント(牡4、大竹)は美浦ウッド6ハロンで併せ馬。外ロジペルレスト(古馬オープン)を9馬身追走から2馬身先着。2角付近では僚馬の後ろに取りつき、直線では並ぶ間もなく圧倒した。時計は83秒5-11秒6(馬なり)。反応速度は抜群。筋骨隆々の脚から繰り出される力強いフットワークが印象的だった。

動きを見守った大竹師は「手綱を緩めたらどれくらい伸びるかの確認だけでした。反応は良かったですね。状態は極めて健康。脚元も大丈夫」と合格点を与えた。