ディープインパクト産駒の最終世代となるオープンファイア(牡2、斉藤崇)のデビュー2戦目は、10月22日東京のアイビーS(リステッド、芝1800メートル)へ向かうこととなった。鞍上は引き続きルメール騎手の予定。管理する斉藤崇師は「前走は最後だけでよく伸びてくれました。クラシックを狙っていきたい馬ですし、このくらいの距離で。今のところ折り合いも問題ないです。これからどう変わってくるかですね」と話した。明日30日に栗東トレセンに帰厩する。

注目を集めた11日の中京新馬戦(芝2000メートル)では、1000メートル通過が1分6秒6という超スローペースを後方2番手から豪快に差し切り、見事に勝利。父をほうふつとさせる豪脚を見せた。

ディープインパクトは最終となった19年の種付け頭数が24頭で、国内での血統登録はわずか6頭のみ。ゴーマギーゴーの20(オープンファイア)は、21年のセレクトセール1歳馬に上場番号1番で登場し、3億円(税抜き)の高額で落札されていた。