10日月曜の阪神メインは、京都大賞典(G2、芝2400メートル、1着に天皇賞・秋優先出走権)が行われる。

先週のスプリンターズSをジャンダルムで勝ち、G1初勝利を挙げた荻野極騎手(25)が、ディアマンミノル(牡5、本田)で2週連続の重賞制覇を狙う。

自身が騎乗した6日の最終追いはCウッドで6ハロン86秒0-11秒5。シダー(3歳3勝クラス)を追走し先着した。「雰囲気は落ち着いている。気が多少難しい馬なので、落ち着きがあるのはいいですね」と好感触だ。取材中も多くの関係者から祝福の言葉をかけられたが「時間がたっても声をかけてもらって非常にありがたいです。でも、浮かれているばかりでは良くないので」と気を引き締める。謙虚な姿勢を忘れない25歳の若武者に今週も注目だ。