2年目の女性騎手、永島まなみ騎手(19=高橋康)が今年10勝目を挙げた。最内枠の15番人気セルレア(牝5、深山)で内ラチ沿いを通って勝ちきった。勝ち時計は55秒5。

好発から1頭迷いなく内ラチへ。序盤からリードを奪い、最後は外ラチを通ったユナイテッドハーツを頭差抑えた。

外枠有利が定説の千直コースで、最内1番枠からの勝利は17年5月はやぶさ賞のウランゲル以来、5年ぶり20頭目。鞍上は「返し馬から硬い感じがしたので返し馬でゆっくりとほぐしていきました。内枠だったので腹をくくって内ラチで勝負しようと思っていました。以前にも乗せていただいて、外ラチを通った時に2着に入って集中して走れていたので、今回も内ラチを頼って走ったことがよかったです。1頭でも最後まで集中して走ってくれました」と振り返った。