20年高松宮記念の覇者モズスーパーフレア(牝8)が、8日に初子を出産していたことが分かった。父グランプリボスの牡馬。母子ともに元気だという。早ければ2年後の25年にデビューとなる。

モズスーパーフレアは17年8月の小倉新馬戦でデビュー勝ち。スピード自慢の短距離馬で、19年オーシャンSを逃げ切って重賞初制覇を飾ると、20年高松宮記念でG1初制覇を果たした。また、21年JBCスプリント3着などダートでも存在感を示した。

同年カペラS(4着)を最後に引退し、北海道浦河町の谷川牧場で繁殖入り。同牧場の谷川専務は「母子ともに元気です。お母さんがすごく子どもをかわいがっている。いいお母さんをしています。子どもの将来が楽しみですね」と語った。