北海道日高町のブリーダーズスタリオンステーションで9日、種牡馬展示会が行われた。

日本馬として初めて香港ヴァーズ2勝(19、21年)を挙げた新種牡馬グローリーヴェイズ(牡8、父ディープインパクト)を筆頭に、15頭が集まった生産者らにお披露目され注目を浴びた。

現役時代に管理した尾関知人師が応援に駆けつけ「あらためていい馬だな、と思います。2歳から7歳まで一線級で頑張ってくれました。新馬戦は432キロでデビューし、終盤は460キロ超で競馬をしていたように成長力もセールスポイントになります。充実期にはコロナ禍と得意の京都競馬場が改修工事で走れず、国内G1には手が届かなかったですが、こうして種牡馬にしていただいたので、そこは子どもたちに託したいと思います」と2世たちに期待を寄せていた。