今月いっぱいで現役を引退する福永祐一騎手(46)はJRAラスト騎乗となる19日、東京1R後に東京競馬場の馬場を確認した。

最初にメインのフェブラリーSが行われるダートコースをチェックし、続いて芝コースを確認。「ダートは昨日、差しが決まっていた。その辺がどうなるか」と話していた。

来週はサウジアラビア国際競走で騎乗予定のため、国内での競馬騎乗はこの日が最後になる。「いつもと変わらないよ。やることは変わらないから。馬場に関しては調教師になってからも見るからね」と笑顔。

馬場確認後、引き揚げる福永騎手は、ウイナーズサークル前に駆けつけて応援の声をかけてくれた多くのファンに、手を振って応えていた。