07年に国際競走となってから、外国馬として初参戦したカナダのシャールズスパイト(牡6、アトフィールド)は9着にとどまった。

2番枠から道中は中団前め。内ラチ沿いをロスなく立ち回ったが、直線で伸びを欠いた。アトフィールド師は「馬はキックバックを嫌がっていましたが、頑張ってくれました。直線で進路が開かなかったのは言い訳にはなりませんが、この馬にはダート馬場は深く、やはり芝向きだと再認識しました」と振り返った。

モレイラ騎手は「強い日本馬が相手でしたし、北米で経験したよりも深い馬場をこなすことができませんでした。直線では多少もたつくシーンがありましたが、勝負にならないようなレース運びではなかったと思います。本来の力を出し切れなかったように感じます」とレースを回顧。また4年2カ月ぶりに来日した自身について「また近い将来、日本で騎乗できることを願っています」とコメントした。