ダノンキングリー

父ディープインパクト

母マイグッドネス(母父ストームキャット)

 

■戦績 14戦6勝

■主な勝ち鞍 19年共同通信杯、毎日王冠、20年中山記念、21年安田記念

■種付け料 200万円 初年度産駒は25年デビューへ。

 

<社台SS関係者コメント>

コントレイルやキズナ、リアルスティールと同様にストームキャットの血を持つディープインパクトという配合から生まれた馬でございます。特に父と母父が全く重なるキズナやリアルスティールはすでに種牡馬として活躍していますので、その流れに乗っていきたいと思っています。そしてコントレイルとは2代母が北米2歳牝馬の頂上決戦であるBCジュベナイルフィリーズ勝ち馬ということも共通しています。その2代母以外にも兄のダノンレジェンドがすでに種牡馬として活躍しており、母の弟には米3歳牡馬チャンピオンで種牡馬入りしたウエストコーストがいる良血牝系の出身です。近い代での活躍馬が多いという意味ではコントレイル以上の血統背景かもしれません。

見ての通り小柄でしなやかな鋭い身のこなし、まさにディープインパクトらしさを色濃く受け継いだタイプで、日本ダービーでは当時のダービーレコードを更新した勝ち馬とタイム差なしの2着、またG1初制覇となった安田記念ではあの名牝グランアレグリアを相手に切れ負けせずに勝利いたしました。

瞬発力とスピードを武器に、この春誕生する産駒にも活躍してほしいと思っております。ディープインパクトの晩年はコンパクトな馬体をサイズアップする配合が多くなり、ディープインパクトよりも馬格に恵まれた後継馬が多く誕生しましたが、ディープインパクトらしさをダイレクトに受け継ぐという点では本馬はより濃く受け継いでいるのかもしれません。

3月25日の名種牡馬というバトンはサンデーサイレンスからディープインパクトに受け継がれてきましたが、この2頭と同じく3月25日生まれのダノンキングリーがサンデーサイレンス、ディープインパクトと受け継いできたものをさらに強く握り締めてバトンを受け継ぐ可能性も秘めています。

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