サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で現地24日に行われた「インターナショナルジョッキーズチャレンジ」で、日本から出場した川田将雅騎手(37)が総合2位に入った。

第1戦(ダート1600メートル)はアボハディドで11着に敗れたが、第2戦(ダート1400メートル)はアボジャナで、第3戦(芝1200メートル)はグルームで連続3着。

迎えた最終第4戦(芝2100メートル)は英国産馬スターキャットに騎乗し、中団から直線であっさり抜け出すと、2着馬に4馬身4分の1差をつけて勝利した。勝ち時計は2分9秒99。合計ポイントは29ポイントまで伸ばし、総合2位となった。

優勝は1、2、5、2着で37ポイントを獲得したL・サエス騎手(米国)。

川田騎手 (4戦目の勝利について)初めてサウジで勝たせていただけたことをありがたく思います。初めての馬なのでどういう馬か、日本と同じように返し馬で確認しました。いい内容で走ってくれました。その内容通り、いい反応でしたし、これは勝てたなと思いました。(総合2位は)ちょっと残念ですね。最後、勝った時に優勝できるかなと思いましたが残念です。

※各競走において1着には15ポイント、2着に10ポイント、3着に7ポイント、4着に4ポイント、5着に2ポイントが与えられ、4競走の合計ポイントで競う。個人表彰として、優勝騎手には3万ドル(約390万円)、2位騎手には2万ドル(約260万円)、3位1万ドル、4位5000ドル、5位以降には各3500ドルが贈られる。