グロリアムンディ(牡5、大久保)が1番人気に応えて、DG競走初タイトルを手にした。勝ちタイムは2分37秒2。途中からハナに立ったテリオスベルがたんたんとした流れをつくる中、じっくりと中団を追走。2周目向正面で内からスルスルとポジションを上げると、4角で逃げ馬が膨れた内をすくって一気に抜け出した。直線は後続を引き離すばかりで、逃げ粘ったテリオスベルに9馬身差をつける圧勝劇だった。

昨年は芝の宝塚記念(12着)、休み明けとなったチャンピオンズC(12着)で立て続けにG1の壁に阻まれたが、仕切り直しの23年初戦できっちりと巻き返した。テン乗りで勝利に導いた川田騎手は「スムーズに競馬してくれたと思います。何よりここ数戦、この馬らしい走りができていない中、久しぶりにこの馬らしい走りをお見せすることができたのが一番よかったです。昨年はもっと大きいところを期待された馬。重賞を勝って、あらためてこの馬らしく歩んで行ければ、と思います」と胸を張った。

馬連(1)(2)は1290円、馬単(1)(2)は1940円、3連複(1)(2)(5)は1090円、3連単(1)(2)(5)は4900円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)