香港ヴァーズ2着馬に要警戒だ。ドバイシーマC(G1、芝2410メートル、25日=メイダン)に出走するフランスの重賞2勝馬ボタニク(せん5、A・ファーブル)の調子は良好だ。

昨年12月の香港ヴァーズでは初の海外遠征ながら、ウインマリリン(牝6、手塚)に迫る2着に好走した。今回の遠征では、当時よりも状態の改善がみられるという。

リチャード・ランバート調教助手は「香港にいた時とは違う。香港の時とは違って、旅慣れた馬なんです」と力を込めた。経験を武器に、目指すはG1初制覇だ。

日本馬は同レースに年度代表馬イクイノックス(牡4、木村)、昨年の覇者シャフリヤール(牡5、藤原英)、ウインマリリンが出走する。