今週の中山メインは牡馬クラシック1冠目の皐月賞(G1、芝2000メートル、16日)が行われる。

弥生賞馬タスティエーラ(牡、堀)は父サトノクラウンの果たせなかったクラシック制覇に挑む。

1週前追い切りは栗東から松山騎手が駆けつけ、感触を確かめた。美浦ウッドの3頭併せで5ハロン68秒8-12秒2。チークピーシズを着用し、古馬2頭に馬なりで先着している。

鞍上は「先週までに速い時計を出しているので。負荷をかけすぎない調教を意識しました。終始余裕のある形でした。調教は初めて乗るので比較はできませんが、チークを着けても悪い方に出ている感じはしませんでした。スタートが上手でレースセンスのある馬。気持ちの部分でも気になるところはなかったです」と手応えをつかんだ様子だ。