天皇賞・春(G1、芝3200メートル、30日=京都)に向けて、連覇を狙うタイトルホルダー(牡5、栗田)が2週前追い切りを行った。

美浦ウッドで5ハロン68秒2-12秒4を計時。日経賞後、初めてのコース追いは伸びやかなフォームでの単走追いだった。前走は不良馬場での8馬身差完勝。順調な回復と上積みが見込める調整過程とみてよさそうだ。栗田師は「馬体にボリュームが出て、中身から良くなった感じがする。京都はやってみないと分からないけど、時計の速い馬場は大丈夫。自分のリズムで競馬をするだけ」と話した。