10番人気のメイショウシンタケ(牡5、千田)がサマーマイルシリーズ初戦で大波乱の主役になった。

後方から息の長い末脚で馬群を突き抜け、3連単122万円超の超高配当に貢献。西村淳騎手は「リズム重視の競馬。僕の技術のせいで他の馬を邪魔してしまい、いい勝ち方ではなかったけど、馬が頑張ってくれました」と、反省した上で相棒をたたえた。

マイル戦初Vとなったが、勝ち時計1分31秒7も優秀だ。千田師は「道中でポツンといる方がいいのかな。いつ走るか分からないけど、これだけの脚が使えるんだから」と評価。次戦は同シリーズのいずれかを目指す見通しだ。