ライラック(牝4、相沢)は馬なり調整に終始した。ウッドでハコダテメモリー(3歳未勝利)を2馬身先行させ、直線では内から併入。馬なりで6ハロン83秒7-11秒7と全体時計は控えめでも、のびのとした走りが目を引いた。

相沢師は「すごくいい状態」と太鼓判を押した上で「どうしても展開に左右される馬だが、最後は直線で脚を使う」と末脚の魅力を語った。

同舞台の昨秋エリザベス女王杯は2着同着。梅雨時期のタフな馬場で不気味さが増す。