28日の春の天皇賞を勝ったテーオーロイヤルを担当する栗原渉助手は同馬の走りに「僕自身、感動させてもらって素晴らしい世界で働かせてもらっていると改めて感じました」。競馬の持つ魅力を肌で感じ取ったと言います。
同時に「人馬が夢を与えられる。それに直面しました。これからも魅力ある競馬をより発信していきたいという思いです」。競馬の良さをもっと、もっと伝えたい。そして若い世代の人に競馬の魅力を知ってほしいとも言います。
たしかに我々50代はオグリキャップ世代と呼ばれ、20代の頃は空前の競馬ブームでした。そしてもっと上の世代はオグリキャップと同じく地方から移籍してきてブームを巻き起こしたハイセイコー。下の世代は完全無欠の強さを誇ったディープインパクトに引き込まれています。
今でも競馬場を訪れるファンは老若男女。家族、カップル、職場の仲間など多彩です。一方で、競馬を仕事として目指す人(厩務員、調教助手etc)は以前に比べれば減っているといいます。多くのファンの中から仕事としての競馬に魅力を持つ人が増えることで、ファンに感動を与える馬がより多く誕生する、いいサイクルができます。
そうなるよう、自分も栗原助手とは立場が違いますが、競馬の魅力を伝えていきたいと思います。【明神理浩】

