JRAは26日、大阪市内で定例会見を行い、今年の秋から阪神競馬場のスタンドリフレッシュ工事を実施すると発表した。工期は今秋から25年春を予定する。

現スタンド(91年完成)の建物本体を維持しつつ、新しい時代にふさわしい競馬場となるよう、さまざまなアップデートを行う。

快適にレースを観戦できるよう、座席幅や席間隔をゆとりのある仕様にするほか、プライベートを重視したブース型シートやグループで利用できる観戦ルームなどを新設。ラグジュアリートイレ等の設置、ファミリー飲食スペースの充実などが図られる。

また、競走がより円滑に行えるように検量エリアの拡張も行われる。

なお、年内の4、5回阪神競馬(9~10月、12月)は通常通り開催。来年以降の開催休止期間については秋の開催日割りとともに発表される。