武豊騎手騎乗の6番人気ドナベティ(牝、矢作、父リアルスティール)が2番手から逃げ馬を捉えて、デビュー勝ちを飾った。

軽くスタートをこなして好位へ。直線では前を行く1番人気サトミノキラリを目がけて脚を伸ばした。1馬身差をつけ、勝ち時計の1分9秒3は今年の函館開催の2歳戦で最速タイム。

武豊騎手は「イレ込みがきつい。でもスピードがある。能力は高そうです」と素質を感じ取った。

父リアルスティールも管理した矢作師は「思っていた以上に器用。この血統はイレ込みが課題になるね。時計も優秀だった。入厩して15日で一発でゲートに受かった。牧場のおかげですね。次走はオーナーと相談します」とコメントした。