今日のトピックは5Rの新馬戦(芝1800メートル)です。

まずは白毛馬カルパ(牡、須貝、父モーリス)から。パドックの時からファンがたくさん集まっていて、馬場入りする際も、カルパを追いかけるようにパドックからコース前まで人が移動していました。馬場入りしてからのカルパは落ち着いているように見えました。誘導馬の後ろをゆったりと歩き、周りの馬たちと一緒のタイミングで返し馬に行きました。走り出す時は拍手も聞こえ、改めて「人気があるんだな」と実感。レースも3~5番手付近で我慢して、最後の直線は離されましたが3着を確保しており、頑張っていましたね。

そしてデビュー勝ちを果たしたのがレガレイラ(牝、木村、父スワーヴリチャード)。半兄がドゥラドーレスという血統背景から、こちらも高い評価を受けていた1頭。発馬はひと息でしたが、1コーナーを迎える頃には中団までリカバリーしていましたね。気合をつけられながら迎えた直線での鋭い伸びが印象的でした。上がり3ハロンはメンバー最速の34秒3をマーク。次点が2着の逃げたセットアップの35秒1。恐るべき瞬発力です。新種牡馬スワーヴリチャードの価値も高める一戦だったと思います。将来が楽しみになる素質馬です。かなり見応えがある新馬戦でした。

出張が終わったら、地元の競馬好きの友人に自慢したいと思います。【舟元祐二】