開催のラストを飾る函館記念(G3、芝2000メートル、16日)でアラタ(牡6、和田勇)が躍動する。

前哨戦の巴賞で1年10カ月ぶりの勝利を手にし、ここにきて心身ともに本格化。重賞では3度の3着があり、実力は申し分ない。昨年6着に敗れた雪辱を果たす時が来た。吉田厩務員は「前走からさらに良くなっています。疲れもありません。美浦とかでは脚がむくむ馬なんですが、こっちに来るとすっきりしている。張りもあって元気いっぱいです」と中間も順調そうだ。