オークス(G1、芝2400メートル、19日=東京)の1週前追い切りが行われ、桜花賞馬ステレンボッシュ(牝3、国枝)は美浦ウッドの3頭併せで僚馬2頭に併入した。新コンビの戸崎騎手と4馬身半先行するノットファウンド(古馬1勝クラス)、同じく2馬身前を行くテンペスト(古馬1勝クラス)に馬なりで追いついた。5ハロン65秒8-ラスト11秒1で絶好の動き。国枝師は「動き、雰囲気がいい。このまま無事にいけば」と順調な過程を伝えた。

過去に管理した桜花賞馬アパパネ、アーモンドアイはその後、3冠牝馬に輝いた。国枝師は「扱いやすくて、全てのバランスがいい。相手に合わせて同じような競馬をすれば、最後は力で抜けてくる。不利などない、納得のいく競馬がしたい」と、800メートルの距離延長にみじんの不安も感じさせない。まずは2冠。自信を胸に調整を進めていく。