川田将雅騎手(37)騎乗の1番人気ウィルソンテソーロ(牡4、小手川)が、かきつばた記念に続き重賞を連勝した。

スタート直後は行き脚がつかなかった4番人気テリオスベルが2コーナー付近で一気に先頭に立つ展開の中、4、5番手の外めにつけた。4コーナーで2、3番手に進出し、直線では残り1ハロン付近でテリオスベルを楽にかわした。初めてのダート2000メートルをクリアして、最後は4馬身差の圧勝だった。勝ち時計は2分1秒8。

川田騎手は「無事にいい内容で勝つことが出来て何よりです。この中間はだいぶ暑かったですし、その暑さがどういうふうに影響するのかと、2000メートルをどれだけの内容で走れるのかというところに重きを置きました。どちらもしっかりこなしてくれて、いい内容で走ってくれてホッとしています」と振り返った。なお同騎手は11年ゴルトブリッツ、20年マスターフェンサーに続く3度目のマーキュリーC制覇となった。

2着にテリオスベルが粘り、3着に3番人気メイショウフンジンが入った。連覇を狙った2番人気バーデンヴァイラーは4着に敗れた。

馬連(4)(9)620円、馬単(9)(4)970円、3連複(4)(9)(13)750円、3連単(9)(4)(13)2580円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)