史上19頭目の英愛ダービーを制覇したディープインパクト産駒の最終世代、オーギュストロダン(牡3、A・オブライエン)が最下位10着に敗れ、G1・3連勝はならなかった。勝ったのはフクム(牡6、O・バローズ)。

オーギュストロダンは、最後の直線を迎える前に失速し、ムーア騎手は足元の様子をうかがいながら手綱を緩めた。そのままゆっくりとゴールしたため、故障が心配されたが、BHA(英国競馬統括機構)のリポートによると、レース後に検査した獣医師は「報告することは何もない」とのこと。異常は判明しなかった模様だ。