武豊騎手(54)騎乗、単勝6番人気のセキフウ(牡4、武幸)が見事な差し切り勝ちを収めた。勝ち時計は1分42秒8。

先行争いが激しくなるなか、道中は後方2番手でじっくり待機。勝負どころで外から上昇すると、直線はひときわ目立つ伸びを披露した。最後は、先に抜け出していたワールドタキオンを半馬身差とらえてゴールした。

武豊騎手は「強かったですね。少しもまれ弱いかなと思ったので、最後は外に出したいなと。それが大きなテーマでした。ペースが速くなりそうなメンバーだったので、マイペースで行こうと。非常に乗りやすい馬。行きっぷりも思ったより楽でしたし、4角の手応えもよかった。すごい脚を使ったし、ダートがいいと思う。まだまだ今日の感じなら、やれるんじゃないかな」と振り返った。

武豊騎手、武幸四郎調教師による兄弟JRA重賞制覇は、21年ファンタジーS(ウォーターナビレラ)、今年のシンザン記念(ライトクオンタム)に続く3勝目となった。

2着は4番人気ワールドタキオン。3着は10番人気ロッシュローブ。

1番人気のペプチドナイルは好位の内から伸びず、13着に敗れた。

馬連(4)(6)は3910円、馬単(6)(4)は9120円、3連複(4)(6)(8)は3万680円、3連単(6)(4)(8)は20万220円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)