13日(日)札幌芝1800メートルのアーバンシック(牡、武井)は新種牡馬スワーヴリチャード産駒の大物候補だ。

同産駒は今年の2歳戦でモーリス産駒(8勝)に次ぐ7勝をマーク。父と同じ栗毛の好馬体の持ち主は好時計連発の美浦から北上し、9日の札幌芝で6ハロン75秒1-12秒7を計時している。走りは迫力に満ちているが、課題は操作性。武井師は「まともに走れば勝てるけど、我が強い。体と能力は恵まれているんだけど」とメンタル面を勝利への鍵とした。