単勝1・1倍と断然人気に推されたチェルヴィニア(牝、木村、父ハービンジャー)がデビュー2戦目で初勝利を挙げた。直線はノーステッキ。ゴール前では、鞍上のルメール騎手が後続を目で確認するほどの余裕があった。勝ち時計は1分46秒9。

2番手でレースを進めると直線では逃げるローンウルフを馬なりで楽々と抜き去り、6馬身差と圧勝した。

ルメール騎手は「今日はずっと冷静でした。だんだん加速していってくれて、今日は余裕でした。能力があると思います。パワーアップしてくれていて、まだ伸びしろがあります」と、6月の新馬戦2着時との比較を交えながら振り返った。

チェルヴィニアは16年オークス2着のチェッキーノを母に持つ血統。半兄のノッキングポイントは今年の毎日杯で2着に入ると、ダービーでは5着に健闘した。