2番人気のロードカナロア産駒バロン(牝、手塚)がデビュー2戦目で初勝利を挙げた。勝ち時計は1分22秒2。ルメール騎手は「いい瞬発力があります」と素質を認めた。

道中は中団後方の内ラチ沿いで待機。直線で外に進路を見つけると、末脚を伸ばした。7月の函館芝1800メートルの新馬戦11着から見事に巻き返した。

母に米国ダート重賞勝ち馬のマイミスリリーを持つ血統で、今回は距離を400メートル短縮して挑んだ。ルメール騎手は「初の1400メートルで、いいポジションは取れませんでしたが、だんだんとハミを取って加速してくれました。この距離がベストですね」と話した。