海外を含めて重賞4勝のオーソリティ(牡6、木村、父オルフェーヴル)が現役を引退し、北海道新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬入りする予定となった。

25日、所有するシルク・ホースクラブが公式サイトで発表した。

同馬は6日のエルムSで初めてダート戦に挑み、1年4カ月ぶりに実戦復帰。12着に入線後、鞍上のルメール騎手が下馬した。レース数日後にエコー検査を受け、左前脚の種子骨靱帯(じんたい)に重度の損傷が確認されていた。現役続行は困難となり、保険会社からは競走能力喪失の診断が下された。近日中に競走馬登録を抹消される。

通算成績は14戦6勝(うち海外2戦1勝)。21年ジャパンCではコントレイルの2着に好走した。