北村宏司騎手(43)騎乗の1番人気アスコリピチェーノ(牝、黒岩、父ダイワメジャー)が無傷の2連勝で重賞タイトルをつかんだ。

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☆アスコリピチェーノ JRA重賞は初出走初勝利。通算成績2戦2勝。馬名の由来は「イタリアの都市名」。

☆黒岩陽一調教師 管理馬のべ2頭の出走で初勝利。JRA重賞はユニコーンS(ペリエール)以来の今年2勝目、通算6勝目。

☆北村宏司騎手 00年ダイワルージュ以来23年ぶりの通算2勝目。JRA重賞は18年関屋記念(プリモシーン)以来5年ぶりの通算35勝目。

☆ダイワメジャー産駒 21年セリフォス以来の通算3勝目。新潟2歳Sの3勝はフジキセキ産駒に並ぶ最多勝。JRA重賞はプロキオンS(ドンフランキー)以来の今年2勝目、通算50勝目。

☆関東馬 22年キタウイングに続く勝利。通算では関東馬28勝、関西馬15勝。

☆牝馬 22年キタウイングに続く通算18勝目。

☆牝馬ワンツー 1着アスコリピチェーノ-2着ショウナンマヌエラの牝馬によるワンツー決着は、07年1着エフティマイア-2着シャランジュ以来16年ぶり5度目。

☆単勝1番人気 19年ウーマンズハート以来4年ぶりの通算18勝目。

☆馬番(12) 02年ワナ以来21年ぶりの通算3勝目。

☆登竜門 新潟2歳Sの過去の出走馬からは、のちの重賞ウイナーが数多く誕生している。以下は、過去10年の新潟2歳S出走馬のその後のJRA平地重賞勝利。

【13年】

1着ハープスター(14年チューリップ賞、桜花賞、札幌記念)

2着イスラボニータ(13年東スポ杯2歳S、14年共同通信杯、皐月賞、セントライト記念、17年マイラーズC、阪神C)

5着マーブルカテドラル(13年アルテミスS)

【15年】

1着ロードクエスト(16年京成杯AH、18年スワンS)

11着トウショウドラフタ(16年ファルコンS)

【16年】

7着サンライズソア(18年平安S)

【18年】

1着ケイデンスコール(21年京都金杯、マイラーズC)

【19年】

7着ウインカーネリアン(22年関屋記念、23年東京新聞杯)

【21年】

1着セリフォス(21年デイリー杯2歳S、22年富士S、マイルCS)

5着スタニングローズ(22年フラワーC、紫苑S、秋華賞)

6着キミワクイーン(23年函館SS)

【22年】

1着キタウイング(23年フェアリーS)

9着タマモブラックタイ(23年ファルコンS)