夏の新潟開催を藤田菜七子騎手(26=根本)が締めた。最終12Rで2番人気フラッシュアーク(牝4、青木)に騎乗し、鮮やかな2番手抜け出しを決めた。勝ち時計は54秒9。

同舞台の前走閃光特別5着は差し脚を生かす競馬をしたが、この日は一転して先行力を発揮。今年のJRA8勝目を決めたゴール後は、馬上で笑顔が輝いた。

藤田騎手は「中1週で馬の状態はすごく良さそうでしたし、今日はゲートのタイミングも良かったので、しっかり出していく競馬をしました。こういう形でも競馬ができますし、前回のように控える形も取れる。そこがこの馬のいいところです。千直の適性はとてもあると思いますし、馬の具合も良かったです」と振り返った。