日曜中山メインはサマーマイルシリーズ最終戦の京成杯AH(G3、芝1600メートル、10日)が行われる。

3歳牝馬トーセンローリエ(小笠)が古馬の牡馬相手のマイル重賞に挑む。春は同舞台のリステッド競走アネモネSを制し、桜花賞に参戦(18着)。前走は札幌のクイーンSで0秒4差6着と差のない競馬を演じた。

美浦ウッドでの1週前追い切りは、6ハロン81秒9-11秒6(強め)を計時。併せたヨンク(古馬2勝クラス)を2馬身半追走して1馬身先着した。騎乗した菅原明騎手は「前向きに走っていましたし、追ってからの反応も良かった。状態は良さそうです」と好感触だ。

52キロの軽ハンデを生かして、重賞初制覇を狙っていく。