21年の新潟ジャンプS、阪神ジャンプSを連勝し、2年ぶりの復帰に向けて調整しているトゥルボー(牡7、小笠)が6日、美浦トレセン南馬場の障害コースで障害試験に臨み、見事に合格を果たした。

またがった石神騎手は「さすがですね。飛越は上手で、何も問題ありませんでした」と絶賛。障害競走全重賞制覇、全7場重賞制覇の記録を持つ名手は「雨で濡れた障害物が光っていると、それを注意深く見ながら飛んでいて、ステイゴールドの血というか、オルフェーヴルの血というか、この血統の持っている賢さをあらためて感じました」と声をはずませた。先月3日のゲート試験に続き、障害試験に合格。今後は状態を見ながら、さまざまな選択肢の中から目標のレースを決めていくことになる。