ヴィクトワールピサ産駒のララヴィエルジュ(牝、堀内)が、中山芝の開幕戦を制し、デビュー2戦目で初勝利を挙げた。勝ちタイムは1分34秒7。

スタートを決めセンス良く4番手のインを確保し、道中は前を射程に入れながらの追走。手応え十分に直線を迎えると、先に抜け出した1番人気のカリーシをゴール前で競り落とした。

松岡騎手は「前回は後ろからになったので、センスのいい競馬をしたいと思っていた。その通りの競馬ができたし、馬混みを抜けてからも勇敢だった。とてもいい競馬でしたね。(392キロと小柄だが)450キロくらいの馬力がある。馬場が悪いのも意外と大丈夫でした課題がないのがいいですね」と、好内容での勝利をたたえた。

管理する堀内師は「馬場が悪いのを心配しましたが、開幕週でそこまで悪くなかったのも良かったですね。2戦目でしっかりゲートを出てくれたのも良かった。古馬になって良くなる馬だと思っていたけど、レースぶりも上手でしたしここで勝てたのは大きいですね。この先が楽しみです」と手応えをつかんでいた。

この後は成長を促しながら、馬の様子を見て次走を検討する見通し。