牝馬3冠を目指すリバティアイランド(牝3、中内田)が12日、放牧先の滋賀県ノーザンファームしがらきから栗東トレセンに帰厩した。

前走のオークスは6馬身差の快勝で、桜花賞に続き2冠を達成。その後は放牧で英気を養った。

馬体重は前走時の466キロから50キロ以上も増えてパワーアップ。中内田師は「前走後はずっとしがらきにいて、いい夏を過ごせました。体もふっくらしていますし、いい成長をしてくれていますね。体重は増えていますが太くは見せていないですし、体がある分で、今後の調整もしやすいです。レースに向けて、うまく調整していければと思います」と見通しを語った。

今後は前哨戦を挟まず、10月15日京都の秋華賞(G1、芝2000メートル)へ直行の予定。20年デアリングタクト以来、史上7頭目となる牝馬3冠を目指す。

◆過去の牝馬3冠馬

86年メジロラモーヌ

03年スティルインラブ

10年アパパネ

12年ジェンティルドンナ

18年アーモンドアイ

20年デアリングタクト

※メジロラモーヌの3冠目はエリザベス女王杯