札幌記念で2着に好走したトップナイフ(牡3、昆)は10月22日京都の菊花賞(G1、芝3000メートル)に進む。2走前のダービーまで7戦で手綱を取ってきた横山典弘騎手と再びタッグを組む。

前走の札幌記念は3頭のG1馬がそろう好メンバーの中で9番人気ながら2着に激走。師は「前走はこちらがびっくりするくらいだった。大きい舞台を経験したのが生きたんだろうね。競馬が上手な馬で操作性がいい。引っかかることがない。競馬のうまさで距離をカバーできれば」と話す。

昨年の京都2歳S、ホープフルS、今年の弥生賞では3戦連続2着と好走してきた素質馬。皐月賞7着、ダービー14着と春のクラシックでは結果を残せなかったが、距離が延びる秋の大舞台での巻き返しに期待がかかる。