短期免許を取得し、海外渡航届け提出でブラジルに帰国していたジョアン・モレイラ騎手(39)が今週は再び日本で騎乗する。短期免許期間は3日間開催最終日の18日までとなっている。

日曜は阪神でローズSのコンクシェル、月曜は中山でセントライト記念のレーベンスティールに騎乗予定。コンクシェルについては「ここ2戦のレースを見ましたが、逃げる競馬で強い競馬をしていました。相手関係はわかりませんが、いい馬だと感じました」と期待を寄せた。

来週以降は南米最大のG1「ラティーノアメリカーノ」(アルゼンチン)などに騎乗するため、ブラジルに帰国予定。その後はビザの取得状況にもよるが、10月21日に行われる富士Sの週から12月上旬まで、短期免許を申請している。また、現時点でJRAの通年免許取得に再挑戦する予定はないと明らかにした。