昨年の桜花賞で2着に入ったウォーターナビレラ(牝4、武幸)が20日付で競走馬登録抹消となった。今後は繁殖馬となる予定だが、繋養(けいよう)先は未定。

19年5月27日、北海道・浦河町の伏木田牧場生まれ。父はシルバーステート、母はシャイニングサヤカ(母の父キングヘイロー)。21年8月に札幌でデビュー。3連勝でファンタジーSを制すと、続く阪神JFでは3着に好走した。22年桜花賞では好位から運んで、スターズオンアースの鼻差2着と健闘。牝馬戦線の中心を担うと思われたが、桜花賞以降は成績が低迷。クイーンSでは1番人気を背負って10着に敗れた。今年3月からはスプリント路線に転向するも、復活はかなわなかった。8月のキーンランドC(11着)がラストラン。

戦績は14戦3勝。総収得賞金は1億2791万4000円。