スパークリシャール(牡、小島、父スワーヴリチャード)が1・9倍の人気に応えた。デビュー4戦目でマイルに距離短縮。好位でリズム良く折り合うと、直線は楽な手応えで抜け出した。着差は3/4差。勝ち時計は1分34秒2。

M・デムーロ騎手は「強かったね。何もしていないよ。スタートも上手だし、気持ちが難しいって聞いていたけど、今日は全然見せなかったね」と話した。

小島師は「前に抜け出すときに拒絶するようなところがある馬ですが、そこを意識してやってきて、以前に乗ったジョッキーのアドバイスなどもあり、今日はミルコがうまく乗ってくれました。コーナーが4つだと手綱の操作が増えて馬が混乱するので、現状は今日のようなたんたんとしたワンターンの方が良さそうですね。ミルコは1400メートルでもいいかもと言っていたので、馬の様子を見ながら考えていきます」と振り返った。