1番人気ラタフォレスト(牡、加藤征、父パイロ)が直線で楽に抜け出し新馬勝ちを決めた。発馬から先団の位置取りまで終始スムーズ。直線で抜け出してからは少しもたれたが、7馬身突き放す圧倒的な内容で、素質の高さを見せつけた。勝ち時計は1分38秒3。

岩田望来騎手は「ゲートセンスがありますね。調教が動いていると聞いていたので、自信を持って乗りました。直線でもたれましたが、しっかり走り切ってくれました。内容は良かったと思います」と話した。

加藤征弘師は「もたれたね。それがなかったら合格点だった。でもラチについてからはそれを見せなかった。調教も動いていたしね。しまいに動くのは分かっていた。距離はもう少しあってもいい。オーナーは来年のダートクラシックを目指したい、と言っていたよ」と笑顔で答えた。