単勝4番人気のドゥレッツァ(牡、尾関)が、5連勝でクラシック最後の1冠を制した。勝ち時計は3分3秒1。デビュー6戦目、重賞初挑戦での戴冠となった。

17頭立ての大外17番からスタートすると、ルメール騎手は1周目の3~4コーナーでハナへ。16頭を引き連れて、スタンド前を通過した。

2周目の向正面では、パクスオトマニカ、リビアングラスの2頭を行かせて好位に待機。リズムを乱すことなく直線に向くと、一気に抜け出した。最後は3馬身半差。圧勝で、世代の頂点に上り詰めた。

ルメール騎手は「(2周目)3~4コーナーでも手応えが良く、直線でもまた加速したので、勝てると思いました。強いメンバーの中でG1を勝つことができた。2000メートルでも2400メートルでもG1レベルでいい結果を出せる馬だと思います」と、能力と将来性も評価した。

2着はダービー馬タスティエーラ。3着は皐月賞馬ソールオリエンス。春のクラシックホース2頭も力は示した。

馬連(7)(17)は1980円、馬単(17)(7)は4210円、3連複(7)(14)(17)は1570円、3連単(17)(7)(14)は1万2380円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)