JRAは23日、東京・世田谷の馬事公苑の竣工(しゅんこう)式典を行った。

同苑は東京五輪馬術競技のための改修工事などで、17年1月から休苑されていたが、一般公開の準備が整い、11月3日からリニューアルオープンする。

式典には橋本聖子参議院議員、保坂展人世田谷区長らが参加。JRAの吉田正義理事長は式典で「馬事公苑には馬術の殿堂としての役割と、馬がいる緑があふれる公園として親しんでもらう目的があります」とあいさつ。

同苑は計約400億円をかけて、メインアリーナ、厩舎、メインオフィスなど、ほぼすべての施設を改築。17年から19年までは東京五輪用の施設を建築し、22年から今年は一般開放用に広場、季節の花を植えた「彩の小道」などを整えてきた。

11月3日から5日まではリニューアルオープンイベントなども行う予定。また11月中旬からは、これまで同苑になかったレストランがメインオフィス2階にオープンする。